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Column


なぜ、いま企業にフィロソフィが必要なのか
自社の活動を一生懸命に伝えている。役に立つ情報も発信している。それなのに、共感が得られない。価値が理解されている気がしない。自社の存在理由はいったい何だろう。
こうした悩みは、企業にもNPOにも共通しています。
新しいサービスを始めた。イベントを開催した。プログラムを立ち上げた。そうした情報を発信し続けても、なかなか人が集まらない。メディアにも取り上げられない。発信量を増やしても、成果につながらない。
その原因は、発信の量でも、文章のうまさでもありません。「何を伝えているか」、です。


理念が浸透しない、三つの理由
理念はある。ことばにもなっている。それなのに誰も使っていない。原因は理念ではなく、浸透の設計がないことにあります。語れる人が途切れる、日常に仕掛けがない、続ける役がいない。実例から三つの理由を解説します。


「理念を言語化する」とは、実際に何をすることか
理念の言語化を依頼しようとする経営者の多くが、それを「かっこいい一文をつくる作業」だと考えています。 それは少し違います。 理念の言語化には、二つの作業があります。 一つは、すでに経営者の中にある考え方や価値観を、深い対話によって取り出し、他人に渡せる形にすること。もうそこにあるのに、本人が言えないものを言えるようにすることです。 もう一つは、取り出したものを未来語に置き換えることです。 同じ価値観でも、それを表すことばが古いままでは、これからの時代に機能しません。ことばが古ければ、そこから生まれる行動も古くなる。だから私たちは、その方の考えをベースにしながら、新しいことばと概念を持ち込みます。 ◆参考:なぜ、いま企業にフィロソフィが必要なのか なぜ経営者本人が、自社の価値を言えないのか 実際に、自社の価値を表現しきれない経営者の方からご相談をいただきます。 事業の内容は説明できる。製品も語れる。数字も出る。それなのに「この会社は何のために在るのか」を聞かれると、言葉が止まってしまう。 これはなぜ起こるのでしょうか。...
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